老婆心ながら

年初恒例の寒稽古が1月5日からはじまりました。

私の現役時代、成人の日は曜日にかかわらず1月15日だったので、寒稽古も1月8日~1月15日と決まっていましたが、ハッピーマンデー制度で成人の日が1月の第2月曜日となって以来、寒稽古の日程も流動的となり、今年のように松の内からはじまるようになりました。

成人式というと、20歳を迎える現役の皆さんは「これで堂々とお酒が飲める」と喜んでいるかもしれませんが、20歳になって得られる権利もあれば負う義務もあるので、注意が必要です。

負う義務の一つに、国民年金の加入と保険料納付義務があります。
私の現役時代は学生の国民年金の加入は任意でしたが、平成3年4月より学生でも20歳になると国民年金の加入が強制となり、保険料を納めないと『未納者』とされます。

「自分が年金をもらう頃には制度がどうなっているか分からない…」という声も聞こえそうですが、公的年金の支給事由は『老齢』だけでなく『障害』と『死亡』もあります。
たとえば、不慮の事故等で一定の障害状態となると国民年金から障害基礎年金(障害等級1級:792,100円×1.25、2級:792,100円)が支給されますが、保険料の未納者には支給されません(20歳前の障害であれば保険料を納めていなくても支給されます)。
このように、公的年金が支給されるのは老後に限りませんので、手続きを怠ると社会保険の恩恵を受けることができない場合があります。
なお、学生無年金障害者が問題となり「特定障害者に対する特別障害給付金の支給に関する法律」ができましたが、学生無年金者は学生が任意加入であった時代の方の問題で、20歳以上の学生も強制加入となっている現行法下での年金未納者については、特別障害給付金制度による救済は受けられません。

「必要性は理解したが、先立つものが…」という方もいると思います。
このような方には、申請により在学中の保険料の納付が猶予される『学生納付特例制度』が設けられています。
学生納付特例の承認を受けている間は保険料未納期間とはなりません。
保険料負担で二の足を踏んでいる方は、国民年金の加入手続きとあわせ学生納付特例の申請をし承認を得ておけば、万が一のとき安心です。

なお、国民年金の案内は20歳の誕生日月の前月に年金事務所(旧:社会保険事務所)から送付されますので、必ず内容をを確認することを、老婆心ながら申し上げます。

と偉そうに言っている私自身、先日送られた『年金定期便』の封すらあけいないのですが…
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